映画マトリックスの1作目で、初めて耳にしたこのスラング表現、メチャ面白いです。
You can cram it up your ass!
(ゆー・きゃん・くらみっと・あっぷ・ゆあ・あーす)
場面は、トリニティーを取り囲んだビルの外で、待機していた警官とエージェントスミスとが話をするところです。エージェントスミスに言われたことが、捜査権限の話だと勘違いして、言い返したセリフがこれでした。
その意味は?
cramは、詰め込むとか押し込むとうニュアンスの動詞。assは、お尻のお下品な言い方で、ケツ。
飲み込むようにガツガツと食べることをcram downと表現しますが、この場合はおケツからなのでcram upと上向きになっているところがオカシイです。
なので場面に合わせて意訳してみると、
「んなもん、糞食らえだよ」
てな感じですが、これだと「相手のほうこそ」というニュアンスが入ってこないので、難しいところです。
私が高校の交換留学前に、スラング表現の本を購入したときは、まだ “ass” という言葉は使われていなかったと記憶していますが、今では、”ass” は絶対に外せないスラングです。
会話例:
Don’t be jucdgemental to others.
(他人を審判しないほうがいいぜ)
Hug? You can cram it up YOUR ass!
(ん?それお前のことだろ!)
英語の俗語表現って、ホント面白いですよ(^-^)/