今回のスラング表現も、映画『交渉人』から紹介します。
場面は、前回の続き。時間稼ぎされていると気付いたオマに、交渉人がなだめにかかりますが、それに対してオマが再度言ったフレーズが、今日のお題です。
No more fucking talking!
(のー・もあ・ふぁっきんぐ・とーきんぐ)
その意味は?
意味は前回と同じです。fuckingは例によって、イライラや怒りを含んだ強調、~ing ~ing となってリズム感がありますよね。
場面にあわせて訳すなら、
「いつまで、くっちゃべってんだよ!」
という感じでしょうか。
あ、それとこの”fucking”という単語、場合によっては「すげー」という良い意味での強調に使うことも多々あります。これは、badが場合によってはgoodを意味するのと同じ感覚です。
全く逆の意味になってしまいますが、その場面とか相手の表情とかも全く逆ですから、意味を取り間違えることはないと思います。
会話例:
How did you like the show?
(ショーは、どうだった?)
Fucking good, man.
(最高だったぜ)
スラング英語の世界へようこそ!