今日のスラング英語も、映画『交渉人』から紹介します。
Omar is tight.
(おまー・いず・たいと)
場面は、立てこもり犯のオマーをなんとか落ち着かせようとしていた交渉人に対して、狙撃班の突入指令が出てしまったところです。これに対して、交渉人がオマーの状態を説明して食い下がろうとします。
その時のセリフが今日のお題です。
”tight” はもともと「隙間がない」という意味の単語です。人間関係では、”tight” といえば「ツーカーの仲」です。
”tight” はまたスラングで、「酔っ払っている」とか「薬物の影響を受けている」という意味があるようです。お恥ずかしながら、調べてみるまで、僕も知らなかったです。
なので、お題の意味としては、
「オマーは、酔っているんだ」
ということになります。酔っているだけだから、時間をかければ解決できると反論しているわけですね。
そうそう、tightを使った俗語で、”tightass”というのがあります。こちらは、機転が利かないガチガチ石頭のことをいいますので、覚えておきましょう。きっと耳にすることがあると思いますよ。
会話例:
I bet you don’t remember what happend last night. (昨夜何が起きたか、当然覚えてないよな)
Nope. All I know is I was tight.(あぁ、酔ったということだけは知っているよ)