今日は気分を変えて、映画『JFK』からスラング英語を紹介しましょう。
It’s about our kids growing up in a shithole of lies, I’m angry about.
場面は、ケビン・コスナーが演じるルイジアナ州検事が、「家庭がないがしろになっている」と訴える妻と言い争いをするところです。
そこでケビン・コスナーが、湧き上がる感情を吐露するした際に使ったフレーズが、今日のお題です。
その意味は?
セリフを意訳すると、
「子供達が偽りに満ち溢れた世の中で成長していくこと、僕が怒りを感じるのは、そのことなんだ。」
というわけです。
使われているスラングは、もちろん “shithole(しっとほうる)” です。これは、「人が住むところではないようなひどい場所」のことを言う場合によく使う単語です。
日本語にも、「肥だめ」という言葉があるので、それを知っている方なら(最近は、あまりないのでは?)、なんとなくでも “shithole” という言葉を使ったことで、強い怒りの感情が入っていることが分かると思います。
検事という役柄ですので、普段の会話にはアブナイ英語は出てきませんので、この言い争いの場面は、余計に際立ってます。
会話例:
You’re thinking to renovate this shithole.
(この酷い場所を綺麗にしようってワケね)
Why not?
(もちろん、そうさ)