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Shit happens.

 今日のスラング表現も、映画『コラテラル』から紹介します。

Shit happens!
(しっと・はぷんず)

(発音↑)

 場面は前回から少し進んで、タクシーの中でのビンセントとマックスとの会話です。

 ビンセントが殺し屋だと知ることになってしまったマックスをなんとかなだめようと、ビンセントがいろいろな理由を挙げるのですが、その中のセリフのひとつが今日のお題です。

その意味は?

 ”shit” はここでは、「自分ではコントロールできないようなネガティブなこと」と考えれば良いと思います。そういうことがhappensというわけで、「そういうこともあるさ」ぐらいの意味になります。

 で、この表現は、慰めとして使うだけではなくて、予想外の事態に見舞われて何かに失敗した本人が「いいわけ」的に使うことも多いです。 “You know shit happens.” で、「立派な」言い訳になるという感覚は、慣れないとわかりにくいかも知れません。

 でも、日本語には「仕方ない」という表現がありますよね?その感覚がぴったりはまる場合もありそうです。

会話例:

Damn! I screwed it up!
(畜生!台無しにしてしまったわ!)

Well, we all know shit happens.
(まあ、そういうこともあるって、みんな思っているよ)

 余談ですが、じつは僕は、この表現は、これぞアメリカンだと思っていました。日本人には意味不明のアメリカンなアバウトさって、この表現に代表されているよな・・・と、ホントにそう思っていた時期がありました(笑)。

 それくらい良く使われている表現です。ついでに、これぞアメリカンだと思う表現のもうひとつは、”Who cares!”だったりします(爆笑)。

 あ、良い悪いの話じゃないですよ、文化の違いのハナシです、念のため♫

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