今日のスラング英語も、映画『COLLATERAL(コラテラル)』から紹介します。
“Yo! Homie!”
(よぅ・ほーみー)
場面は、自分の大切な鞄を持ち去った二人組にヴィンセントが、後から声をかけたところです。その声がけのセリフが今日のお題です。
その意味は?
Yoは、heyやhiのスラング表現です。発音も日本語の呼びかけの「よお!」そっくりですので、一度覚えてしまえば忘れないと思います。
ただし、英語のほうは、知らない人を呼び止めるような時に使うことが多いので、親しい人に使う日本語とは、使える場面が違うことは覚えておきましょう。
homieは、仲間・友人のスラング表現で、ギャング仲間などの男性を指す場合が多いようです。 urbandictionary.com には、 “Guy to chill with, a long-time friend”というのが掲載されています。”chill”は先日出てきたばかりですね。「ツルんで街ぶらするような、昔からの友人」というワケです。
似たようなスラングで、 “bro” というのがありますが、こちらもギャング言葉のイメージが強いです。”brother” から来ているようで、仲間意識が強い間柄というニュアンスだと思います。
ついでに、友人を意味する表現はこのほかにも “pal” というのがありますが、こちらも仲の良い友達です。あと、ヒスパニック系移民が多いアメリカのこと、ついでに “amigo” というのも覚えておきましょう♪
会話例:
Yo! Take the garbage with you.
(おい、ゴミ持って行けよな)
Who cares? Mind your own business!
(知るか!ほっといてくれ!)