今日のスラング表現も、『映画ダイハード2』から紹介します。。
“You are not pissing in somebody’s pool, are you?.”
(ゆー・あー・なっと・ぴぃすぃんぐ・いん・さむばでぃず・ぷーる・あー・ゆぅ)
場面は少し進んで、遺体の身元の紹介をロサンゼルス市警の仲間(1作目で登場した)に、依頼する場面です。指紋の照合となるとただ事ではありませんので、ジョンに返したセリフがこれです。
piss は以前にも出てきましたが、今日のはちょっと笑えるセリフです。
その意味は?
お題を直訳すると、
「おまえ、よそ様のプールで小便してるんじゃないだろうな?」
となりますが、このセリフは、前作の『ダイハード』のことを思い出させる絶妙なひとことで、意訳すると、
「おまえ、管轄外でなにやってんだよ?」
という意味になります。
前作で登場した二人。互いに気心が知れた間柄だから使えるのでしょうが、この表現、ちょいとイケてますよね?
お笑いついでに、”pissing in the wind”という慣用句も紹介しておきましょう(曲名にもなっているようです)。以前の投稿(こちら)では、”pissing against wind” というのを紹介しましたが、それと同じです。
これは、英語らしい目に浮かぶ系の表現だと思います。風に向かって小便をするということですから、「無駄な努力をすること」てな感じですが、お下品な表現ですのであまり使わないほうが良いカモですね。
会話例:
You don’t know what happens when you pee in the wind! (風に向かっておしっこしたら、何が起きるか知らないだろ!)
Shut up, chicken liver.
(お子様は、おだまり!)
いやぁー、スラング英語って、ホントに面白いですよね!あはははは!