今回のスラング表現も、映画ソーシャル・ネットワークから紹介します。
“Holy shit!”
(ほうりー・しっと)
場面はすこし進んで、エリカに振られたマークが、腹いせに作ったプログラムをネット上に公開。これが、短時間のうちに一気にアクセスを集めて、大学のネットワークをダウンさせてしまい、この状況を目の当たりにしていた、マークの相棒が言ったセリフがこれでした。
その意味は?
直訳すると「神聖なクソ」ですからね、日本人的には大爆笑な俗語ですが、お下品な罵り系のスラングであります。
あえて訳するなら、「信じられねぇ」ですが、「どひぇー、マジかい!」とかのほうが、スラングっぽくなりますね。
以前の投稿(こちら)に“Jesus Christ!”というのが出てきましたが、意味は同じです。
まあでも、いつものことながら、罵り系のスラングは、我々日本人はあまり使わないほうがいいのかも知れませんね。
その代わりに、“Holy cow!”や“Holy smoke!”くらいでどうでしょう?全く同じ意味ですが、この二つ、最近はあまり耳にしないので、古くさい感じなのかも知れません。
どちらも昔のマカロニウエスタンとかで出くわしそうな雰囲気です。我々が使うと、もしかするとウケたりして。あはははは。
会話例:
Holy smoke! Did you see that?
(どひぇー、見た?あれ!)
Yeah, but where did you get to know the swearing shit?
(あぁ、それより、どこでその罵り言葉を知ったんだよ?)
余談ですが、「神聖な煙」で思い出すのは、ローマ法王を選ぶ時のお知らせに使われる煙です。もしかして、これが語源なのでしょうかね?
すると、牛はどうかというと?宗教がらみなら、ヒンドゥー教が関係しているとか?調べてみた方、いらっしゃいましたら、是非コメントお願いしますね。