今回のスラング英語も、映画『ソーシャル・ネットワーク』から紹介します。
“She’s a bitch!”
映画の場面は前後してしまいますが、今日のお題は “bitch”。エリカにフラれたマークが、自分のブログに、彼女の実名入りで書き込んでしまった文章が、今日のお題です。
腹いせもここまでくると、確かに “asshole(こちら)” ですよね(笑)。
その意味は?
お題を訳してみると、
「彼女はあばずれだ」
となってしまいますが、「あばずれ」なんて日本語には、あまりお目にかかることはないですよね。
ですが、ぴったりハマる日本語がなかなか思い当たりません。類語を検索してみても、「自堕落な女」、「ふしだらな女」など説明的な言葉になってしまいます。
”bitch”は、以前にも “son of a bitch(こちら)” 出てきましたが、もとの意味は雌犬。そこから転じて売春婦とか性悪な女性を意味します。誰とでもぱふぱふしてしまうというニュアンスが強い言葉ですから、このスラングを使うときは要注意です。
雌の犬という本来の意味では、 “bitch” は逆に使いにくいと思います。この場合には、”she-dog” とか “female dog” を使います。
会話例:
I sing with someone.
(他の人がいるの)
Damn! You’re such a bitch!
(畜生、二股かけやがって!)
ところで、この”bitch”、動詞として出てくることもあるんですよ。使用例がないかと思い、ネットで検索してみらたら、”How to stop bitching”(性悪女をやめる方法)などという、大まじめな記事が出てきました。
オモシロいので、ツイッターでも流しておきました!