今日表現はスラングというワケではないのですが、映画『プラダを着た悪魔』から紹介しておきます。
Don’t be a jerk.
(どうんと・びーぁ・じゃーく)
場面は、アンディとその友人達がテーブルを囲んで楽しそうにワイワイやっているところ。
ファッション雑誌での仕事が決まったアンディに対して、恋人のネイトが「電話インタビューだったのか?」と茶化したのですが、それを軽く受け流したセリフがこれでした:
その意味は?
”jerk” は、「性格の悪い人」、「嫌われ者」といった意味の普通の単語です。
なので、今日の表現をシーンに合わせて関西弁風に訳すなら、「いけず言わんといて」ぐらいでどうでしょうか。あ、そう考えると、いつも出てくる”asshole”は、「ドアホ!」でぴったりくる場合があるかもですね。
”jerk” も “asshole” も「性格が悪い人」の意味ですが、もちろん “asshole” のほうが、お下品な分キツイ感じです。
で、私の印象としては、どちらの単語も女性に対してはあまり使わないようです。女性に対しては、なんといっても “bitch” でしょう。
というわけで、相手を罵る言葉として、”jerk”ぐらいなら、僕らが使っても大丈夫だと思いますよ。この場面のように、軽く受け流す場面なんかで笑いながら使えると、ちょいとイケてる日本人になれる、かもカモーン(^-^)/
会話例
I feel like a jerk today..
(今日は、性悪になった気分だ)
You? What happened?
(おまえがか?何があったんだ?)
I just left her, but I don’t feel sorry at all.
(彼女と別れたんだけど、悪いとか全く思わないんだ)