今日のスラング英語も、映画『スティング』から紹介します。
“Gonna get ya someday for this.”
場面は、どこぞの都会の裏道です。財布を盗んで逃げようとする男にとっさに鞄を投げつけて、奪い返そうとするロバート・レッドフォード、・・・若いなぁー。僕の学生時代のあこがれでした・・・って、そんなことはどうでもいいですね。
で、盗んだ財布を落としてしまった男が、吐き捨てるように言ったセリフがこれでした。
その意味は?
”gonna” は、以前こちらの投稿で紹介しましたね。 “ya” は、”you” のスラングですが、なんとなく想像が付く方も多いと思います。
なので今日のお題は、
「いつかこの仕返しをしてやるからな!」
という意味になります。
時代設定が西部開拓時代とか、結構古いギャングものって、こういったリズムでで崩したしゃべり方が多いような気がするのですが、いかがでしょう?
西部訛りってあるのかな?一度、ちゃんと調べてみたいとは思っているのですが、先日偶然衛星放送で目にした『荒野の七人』の字幕版を見てあらためてそんなふうに思いました。
”get you”ってカンタンな単語を並べるだけで、「仕返しする」という意味にもなるってのも英語っぽいですよね。 “give” と “get” をマスターすると、ヒアリングとスピーキングがグンとアップしますよ。
そういえばそんな本があったような気がする・・・昔のことだけど!
会話例:
Pick me up at 8 tomorrow morning?
(明日の朝、8時に拾ってくれ)
Got cha!
(了解!)
思い出したのですが、その昔、『ガッチャマン』というアニメありましたよね?あのネーミングって、 “Got you” が訛って “Got cha” になるところから考えたものですよね、きっと。