今日のスラング表現も、映画『スティング』で耳にしたセリフから紹介します。
“I gotta.”
スラングがいっぱいの冒頭シーンから続きます。財布を取られそうになり足に怪我を負ってしまった黒人が言ったセリフです。
こういう訛りって、慣れていないと聴き取りにくいで、ひとつひとつ覚えていくしかありません。
その意味は?
学校の英語では “have got to” で “must” と同じ意味になる、というところまでは習ったと思います。この “got to” の部分が短くなって”gotta”。で、さらに、”have” まで省略してしまって、 “I gotta.” というワケです。
先日投稿した記事の会話例で、 “Got cha!” というのを紹介しましたが、それと同じ感覚です。このような言い方は、よく耳にします。
意味は、おもうお分かりですね?「私はしなければならない」というカンタンなフレーズです。
で、ここまで省略していると “t” の音も “d” に聞こえることが多いと思いますので、真似て(←ここが重要)練習して覚えましょう。そうすることで、聴き取りにくかった音も聴き取れるようになります。
会話例:
Overtime again?
(また残業?)
Yeah. I gotta.
(あぁ、しゃーないんだ)
ところで、こういう「きちんと発音するのは、かったるい系」というと、吉幾三さんの『津軽弁講座』を思い出します。気になって、検索してみたらネット上にもたくさん津軽弁講座がありますね。
オモシロそうな予感です♪