今回のスラング英語も、映画『ジャッカル』で耳にしたセリフから紹介します。
“Go fuck yourself!”
シーンは前回の続き。このロシア人マフィアの幹部、口にするのは “fuck” ばかりのお下品野郎の様相です(笑)。今日はこのフレーズを、熟語として覚えてしまいましょう。しょっちゅう耳にしますので。
その意味は?
直訳すると「自分自身に性交しろ」というおかしなハナシになってしまいますが、このフレーズは「うせろ」とか「目の前から消えろ」という意味で使われます。
この場面でのニュアンスとしては「出しゃばるな」とか「自分が本来いるべき場所に戻れ」という感じです。お下品な “fuck” を使わないで穏便に表現するなら “Go home and mind your own business!” とかになりますか。
実際この場面では、アメリカ FBI がロシアの地で活動しているわけで、このセリフの続きは「ここはシカゴじゃねぇ!」となります。なんとなくこのフレーズの感覚が伝わってきますよね。
聞き取りやすいフレーズなので、次回お耳にかかったときはもう大丈夫だと思います。
会話例:
Let me in!
(入れてくれ)
Go fuck yourself!
(うぜぇ、帰れ!)