今日のスラング表現も、映画『ジャッカル』から紹介します。
Let’s cut the bullshit!
(れっつ・かっざ・ぶるしっと)
今日のお題は、前回の「わかったよ、お利口さん」に続いたセリフです:
その意味は?
”bullshit” は以前にも一度出てきました(こちら)。スラング表現で「ウソ」とか「まやかし」を意味します。しょっちゅう耳にする言葉ですし聞き取りやすいので、ご存じの方も多いと思います。
なので今日のお題を直訳すると「ウソは切り捨てよう」となりますので、場面にあわせて意訳するなら、「単刀直入に行こうや」とか「立て前はいらねぇ」、「ハラ割って話そうや」などなどが考えられます。
でも、”bullshit” からの訳としては、どれも穏便すぎてオモシロくないですよね。そういえば、”horseshit” というのもあるそうですが、私は耳にした記憶はありませんです。ま、雄牛の糞に、馬の糞・・・どっちにしてもお下品です、はい。
で、”bullshit” をすこし穏便にするには、”crap” を使えば良いとかなり昔に聞いた記憶がありますが、こちらも、もともとの意味は「糞」ですので、大差ないのかも知れません。
今日のお題を普通に表現するには、”Let’s get straight to the point.”が最もわかりやすいと思います。
会話例
Cut the bullshit and just tell me yes or no.
(前置きはいいから、イエスかノーだけ言ってくれ)
Well then, Yes AND No, dickhead.
(じゃあイエスとノーの両方だ、ボケナスめ)
参考までに「大便」を表現するちゃんとした言葉は、 “excrement” です。で、今日のお題の “bullshit” をこれで置き換えてみると・・・・
ジョーク不成立の意味不明で、聞き返される可能性大のように思います!