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Stuff it, then!

 今日のスラング表現も、映画『ジャッカル』で耳にしたセリフから紹介します。

“Stuff it, then.”

(発音↑)

 場面は、前回の続きです。「ハラ割って話そうや」と言ったFBIエージェントが示した条件は、「待遇のマシな刑務所へ移してやってもいい」ということでした。これに対するマルクイーン(リチャード・ギア)の返答が、今日のお題です。

その意味は?

 この場面にあわせて意訳するなら、

「ハナシにならん!」

ということになりますので、以下、説明しますね。

 まず “stuff”は、一般的に「(カタチのない)モノ」のことで、動詞としては「(ぎゅうぎゅうに)詰め込む」を意味する単語です。

 なのでお題を直訳すると「それを詰め込め」ということになりますよね。itは、FBIエージェントが言った条件のことをさしているわけですが、じゃあどこに詰め込め、というのでしょうか?

 実はこれ、”ass” なんですよ(笑)。”Stuff it up your ass.” というお決まりのスラングが出てきた方は、もうこのサイトは卒業でOKかもです。以前に、 “cram it up your ass(こちら)” というのが出てきましたが、あれと同じです。

 というわけで、もともとはかなりお下品なスラングなのですが、日常会話でも、”Stuff it”は、「静かに!」とか、「気にするのをやめて放置する」という意味で、よく使われている(特に英国系?)ようです。何かの映画で耳にしたら、またここで紹介しますね。

会話例:

I’m swamped with spam emails.
(迷惑メールのドツボにハマった)

Stuff the account, and create a new one.
(そのアカウントは諦めて新しいのを作りなよ)

 蛇足になりますが、”stuff”という単語は、決まったカタチのある”thing”と使い分けます。

 どちらも日本語感覚の「物」でドンぴしゃりな単語なので、カジュアルな口語では便利な言葉です。でも、レポートなどの書く文章には、使いたくない単語なんです。あまりこの言葉を連発すると、子供が書いたような稚拙な文章になってしまいますので、要注意です。

 そういえば、映画『プラダを着た悪魔』でも、自分たちが扱ってるモノを”stuff”といわれてしまい、メリル・ストリープがカチンと来た場面がありました。

 物を意味する場合には、スラングではありませんが、この言葉の使い方には気をつけましょう♪

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