今日のスラング英語も、映画『ジャッカル』で耳にしたセリフから紹介します。
“This motherfucker is state of the art.”
場面を映画の中盤まで進めましょう。組み上がった機関銃を試し撃ちする場面です。
自分が制作した台座に据え付けられた機関銃と遠隔操作のための装置を目にしたメカニック君、口から出てくるのは、お下品なスラングの連発です。
その意味は?
お題のセリフを意訳すると、
「このキモイやつ、最先端じゃん」
という感じでしょうか。
”state of the art” は、「最先端」という意味の普通のイディオムですが、 “motherfucker” のほうは、組み上がった襲撃装置一式のことをさしているだけで、特に意味はありません。指している物そのものを強調している感じです。
で、このスラングは、いろいろな物を指すときの代名詞みたいに使うことが多いようです。直訳すると・・・・・ん、んー(笑)、もうみなさんおわかりですね。
お下品度レベルは最上級なので、口にすることはないと思いますが、使い方は覚えておきましょう。
会話例:
I’ve got a new car.
(新しい車を手に入れたんだ)
Wow! Where did you get this motherfucker?
(すげぇー、どこで手に入れたんだよ?)
それと、”motherfucker” があるのなら、”fathersucker” もあるんじゃないかと、思いますよね?
これがですね、僕は知らなかったのですが、ふと気になって調べてみたらありました。これはまた何かの映画で耳にしたら紹介しますね。
え?んなこと気にするのは、僕だけですか?こりゃまいったなぁー!あはははは。