今日のスラング英語も、映画『ジャッカル』で耳にしたセリフから紹介します。
“I bet you it cost you a shitload.”
さて前回の続きです。
shitload の意味は?
”shitload” は、一語になっていますが、これはもちろん “shit(糞)” と”load(負荷とか負担の意味)” の組み合わせで、これで「たくさんの」という意味のスラングです。
口語で普通に表現するなら、”a shitload” を “a lot” に変えるだけでOKです。
で、 “shitload” ですが、実はこれ、もともとは “assload” という表現が先にあったそうで、な、なんと聖書の記述にでてくるのだそうな。オモシロイですね・・・・あ、いや・・・でも聖書では、「ロバ(ass)に積める量の」という表現で使われているとのことです。
「大量の」を意味するスラングとしては、この他にも、 “fuckload” や “fuckton” というのまであるそうですが、僕は耳にした記憶はないように思います。でも、ありそうなカンジがしますし、先の二つを知っていれば、突然耳にしても聴き取ることができると思います。
会話例:
Where did the fuckton of radioactive waste go? (大量の放射性廃棄物は、どこにいったの?)
Good question!(いい質問だよ)
というワケで、「たくさんの」という意味で、4つほどスラングを紹介しましたが、”shit” だの “fuck” だのという言葉が入っていると、どれもお下品で使いにくいですよね。
で、僕たちが普段の口語で使う表現としては、 “bunch” はいかがでしょう?これはもともとは、(ブドウなどの)房の意味で、誰でも普通に使う表現ですが、学校の英語で習った記憶はなかったりしますね !