今日のスラング英語も、映画『ブルース・ブラザーズ』で耳にしたセリフから紹介します。
“Christ Jake, take it easy, man.”
場面は前回の続き。前回のお題で、兄のジェイクが、 “shit” という言葉を使ったため修道女のペンギンがピクリと反応します。
そこでエルウッド、兄をフォローしようとするのですが、出てきたセリフがこれでした。
その意味は?
場面に合わせて意訳すると、
「畜生ジェイク、そう突っ張るなよ。」
となります。スラングを使ってしまい、まったくフォローになっていません(笑)。
”Christ” はこれまでにも何度か出てきました。よく耳にしますし、聞き取り易いスラングなので、もう、ご存じの方も多いですね、きっと。「ちくしょう」とか「くそ」ぐらいの意味のスラングです。
後半部分の “take it easy” は、ノーマルな口語表現の決まり文句です。「気楽にする」とか「くつろぐ」とかそんな感じで学校英語でもお馴染みだと思います。ここでは、後ろに “man” がついてますが、これがセットになって、クールな決まり文句になります。
さて、兄弟そろって言葉遣いが悪いことにカチンときた、ペンギン。お仕置きに使っていたものなのか棒をつかみあげて、二人をたたきはじめてしまいます。で、二人の口から罵りのスラングが出てくる、出てくる(笑)。
会話例:
Christ! I forgot my cell phone.
(くそぉ、携帯忘れた)
Uh-oh
(あら)
と、いうわけで今日のレッスンは、「聖職者の前では罵り言葉を使わないこと」。いえ、大マジなハナシですから、はい。