今回は、アメリカのTVドラマ、 “Law & Order” で耳にした表現を紹介します。
“I made a hand gesture.“
今日の英語表現は、シーズン12の第11話の冒頭部分に出てくるものです。
場面は、とある女性が教会で懺悔をするシーンなのですが、割り込み運転に腹を立てて自分に向かって何かを叫んでいる相手(バックミラーに見えている)に対して、この女性がした事、それがこのセリフで表現されています。
その意味は?
このフレーズには、特に難しい単語があるワケではありませんし、スラングが含まれているわけでもありません。
手を使ってするジェスチャーなら、例えば「いいね」のアイコンでお馴染みの “thum’s up” や、おまじない的につかう”cross fingers” などなどいろいろです。
でも、話の流れから「あらまぁー、はしたない」と、この女性が何をしたかが思い浮かんだ方はバッチリです(笑)。
そう、この表現を意訳すると、
「私、中指を立ててやったわ!」
となるワケでして、この一文は、まさに情景が思い浮かぶ系の英語らしい表現ということになります。
会話例:
What’s the secret of keeping yourself calm?
(いつも冷静でいる秘訣ってなに?)
Well, when someone pisses you off, just make a hand gesture in your mind.
(そうだなぁー、誰かにムカついたときは、心の中で指を立てるってことだな。)
出典元について
実は私、Law & Order シリーズの大ファンです♫
法を執行する現場から、アメリカ社会を垣間見ることができるところがとても良くて、アメリカ滞在中には、欠かさずに見ていた記憶があります。
ストーリー展開が早いため、このシリーズを英語で楽しめる方は、ネイティブクラスの英語力をお持ちのはずです。
分野は限定されますが、法律英語を耳から入れたい方にもお勧めします。